ITエンジニアになるメリット・デメリットは?具体的な事例を挙げ徹底解説!

ITエンジニアになるメリット・デメリットは?具体的な事例を挙げ徹底解説!

これから、IT業界は目まぐるしく成長を遂げていくでしょう。その中でITエンジニアの将来性と業界での需要は、ますます高まり、ITエンジニアとして働くことは大きなメリットとなることは察しがつくかと思います。

しかし、ITエンジニアになりたいけれど何も知らないままITエンジニアになっても大丈夫か、本当に将来性はあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、「近年のITエンジニアの需要」といった基本的な情報から「ITエンジニアになった際のメリット・デメリット」など、ITエンジニアとして就職する前に確認してもらいたい情報をご紹介していきたいと思います。

目次

業界で高まるエンジニアのニーズ

業界で高まるエンジニアのニーズ

昨今のIT業界は「ITエンジニアが不足している」と言われています。

理由として、IT技術が急速に発展しその技術を活用したSNSやスマホアプリ、ゲームなどの製品やサービスが大きな広がりを見せているからです。

一方、展開する製品やサービスの数に対して、エンジニアの数が圧倒的に足りていないのが現状です。

また、IT技術の目まぐるしい進化も原因の一つです。

ITの世界では技術が急速進化しており、情報や技術の流行り廃りが激しく数ヶ月前に習得したスキルが役に立たなくなるというケースは少なくありません。

加えて、最先端のスキルを習得しているITエンジニアが少なく、IT技術の進化に追いつけていないITエンジニアも多いため、ITエンジニアが不足し業界で需要が高まってきているという理由もあります。

ITエンジニアになるメリット

ITエンジニアの仕事に共通するメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは4つのメリットを紹介いたします。

1.安定収入を得ることができる

ITエンジニアは他業種に比べると比較的高収入に設定されており、更に正社員として働くことができれば毎月の収入を安定して得ることができます。エンジニアの給与が高い理由として、主に「IT業界の拡大に伴う業務範囲の増大」が挙げられます。

ITエンジニア職は2030年までにIT人材が79万人不足するというデータがあり、先述した通り、現在の日本では多くの企業でITエンジニアが求められています。そのため、必然的に給与も高い傾向にあるといえるでしょう。

また、ITエンジニアというのは実力主義の世界です。そのため未経験でITエンジニアになり、入社直後は収入額が自分の希望している金額ではなくても、技術や知識を習得し、会社からの需要も高まっていくと自ずと給料も上がっていくでしょう。逆を返せば、能力が低くやる気が見えないITエンジニアはいつまでも収入が上がらずに働くことになります。そのため、自分の技術や能力を高めることのできる向上心のある方は、自分の納得の行く給料で働くことができるのです。

2.時間や場所にとらわれず働ける

ここ最近までは、「決められた時間に決められた場所に出社する」というスタイルが当たり前でしたが、働き方改革やコロナ禍の影響で自由な場所で働ける「リモートワーク」や出勤時間が自由に選べる「フレックスタイム」など、そのスタイルが変わってきている会社は非常に増えています。その中でもIT企業、ITエンジニアは自由な働き方が認められている会社が多くあります。

理由として、ITエンジニアの仕事は正確さやクリエイティブさが求められるため、仕事においてITエンジニアが高いパフォーマンスを発揮できるよう、自由でストレスがなく仕事をできる環境づくりに力を入れているからです。

もちろん、会社の勤務体制や案件によっては出勤の必要がありますが、交渉することでテレワークできる可能性も十分にあります。

時間や場所に縛られない“自由な働き方”を実現することは、「最高のパフォーマンス」を発揮するためには欠かせない問題だと言えますし、パソコン1つで仕事をすることが可能なITエンジニアだからこそ可能な働き方ですね。

3.需要増で仕事に困らない

ITエンジニアはIT業界からとても需要のある職業です。ITエンジニア不足は日本国内だけでも一層深刻化しているため多くの企業はITエンジニアを求めています。

また、経済産業省のIT人材需給に関する調査では、ITエンジニアの不足数を以下のようにまとめています。

2020年「約30万人不足」

2025年「約36万人不足」

2030年「約45万人不足」

引用:IT人材供給に関する調査(概要)

以上のデータから、近年IT業界は深刻なITエンジニアであることが分かりますね。そして今後の見通しとしてもITエンジニアの需要は需要が高くなることが予想されます。

高収入を得るばかりか、この先も仕事に困らないということもITエンジニアなら現実的なのです。

4.未経験者歓迎の求人も多くある

ITエンジニア業界は常に人手不足のため、未経験者歓迎の求人を多く見かけます。もちろん未経験からいきなり条件の良い企業に就職することは難しいかもしれませんが、働きながら徐々にITエンジニアとしての経験を積んでいき、スキルや知識を身につけることで今後自分の働きたいと思える企業に就職することも可能ですよね。

また、海外では一般的にエンジニア職に就こうと思うと専門学校やIT分野の大学などを卒業している必要があるため、日本で未経験からITエンジニアになれるということはとても珍しく、大きなチャンスでもあります。

「未経験だけどITエンジニアになりたい」と考えている方は、未経験歓迎の募集が多い今だからこそ挑戦してみてはいかがでしょうか?

ITエンジニアになるデメリット

ITエンジニアになるデメリット

次にITエンジニアという仕事のデメリットについてもご紹介しようと思います。ITエンジニアはメリットがとても多くある職業ですが、しっかりとデメリットについても把握した上で、ITエンジニアという仕事を選ぶか検討してみてくださいね。

1.勉強が毎日のように必要

IT業界の成長は目まぐるしい勢いで日々進化しており、ITエンジニアに必要な技術も流行り廃りがかなり激しいといえます。

ITの世界では新しい技術が歓迎される傾向にあり、その一方で古臭いという印象を持たれてしまうことは避けなければなりません。

毎日勉強をして必死に身につけたプログラミング言語やフレームワークも、数年後には新しい技術に移り変わり、以前の知識があまり役に立たなくなっていることだって珍しくありません。

ITエンジニアは、このような流行の変化に常に敏感になり、逐一キャッチアップしていく必要があるのです。このような背景から、ITエンジニアは常に学習を続けなければいけないというデメリットがあります。

しかし、今自分の持っている知識や技術にあぐらをかかず、しっかりと学び続ける姿勢さえ有れば問題はないでしょう。

2.残業がある場合が多い

ITエンジニアの仕事は残業が多いと耳にしたことがある方もいるでしょう。

現在では働き方改革の推進もあり、以前に比べるとかなり改善されるようになってきました。しかしまだまだ他業種に比べると、残業が多いのは事実です。

ITエンジニアの仕事は業務量が多く、遅くまで残らないと終わらないケースがほとんど。要因としては、ITエンジニアという職業は納期を厳守するのが重要な点にあることと、プロジェクトが進んでいく中でお客様側からの要望が多くなっていくことにあります。

また、遅い時間に急な対応を強いられることがあり、その対応をしていると退社時間が夜になってしまうケースが見られます。以上の事柄から、「絶対に定時で帰宅したい」と考えている方には、ITエンジニアは不向きかもしれません。

3.健康にあまり良くない

ITエンジニアという仕事は、常に座りながら仕事をします。

長時間座っていると、下半身の血液循環が悪くなり健康に害を及ぼすことがわかっています。また、座っている人ほど、肥満、糖尿病、がん、脳血管疾患、認知症などが増加し、寿命が縮まる可能性があるのです。 1日8時間以上座っている人は、3時間未満の人と比べて、死亡リスクが1.2倍になるという研究結果もあるので、結果的に身体を動かしながら仕事をしている人に比べ、病気へのリスクが増加してしまいます。

また、長時間パソコンに向かって作業をしていることもあり、目が疲れ「眼精疲労」に陥りやすくなる可能性も高くなると言えるでしょう。

これは、パソコンの画面から放出されるブルーライトが原因です。パソコンやスマホの画面から発せられるブルーライトが原因になります。

ブルーライトは眼精疲労や肩こりだけでなく、浴びすぎるとホルモンバランスのリズムが崩れてしまい、睡眠の質の低下や体調不良に繋がると言われています。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?ここではデメリットも併せて紹介させていただきしましたが、総括するとITエンジニアになるメリットは十分なほどありますよね。

そして今後、ITエンジニアの需要はますます高まる一方ですので、特に「未経験だけどこれからITエンジニアを目指したい!」という方は、未経験者歓迎の求職が多い今がチャンスかもしれません。

しかし、「未経験からいきなり入社するのは不安…」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には、「CyTech」で働きながらITエンジニアの学習をするのがオススメです。

CyTech(サイテック)は、未経験の方でも働きながら始めることのできるプログラミング教育システムで、ステップごとに学習ができます。

「自分がITエンジニアに向いているかどうか」など、興味がある方はお気軽にお申し込みください。

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著者情報

IT企業のオウンドメディア運用チームです。世の中のIT初心者にも、ITオタクにも、ITエンジニアに関する情報をわかりやすく、かつ面白く伝えたい。TechBridge(テックブリッジ)をIT業界で一番分かりやすいメディアにします!

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