未経験からITエンジニアになれるのでしょうか?
ITエンジニアに興味はあるが、
- 未経験からITエンジニア業界へ転職できるのかわからない
- 本当にエンジニアとして活躍できるか不安
など、転職自体に不安を抱えている方は少なくありません。
この記事は、未経験からITエンジニア転職に不安を抱えている方に向けた記事です。
最後まで熟読し、未経験からの転職に対する不安を払拭しましょう。
プログラミングを学ぶ方法・学習サービスはさまざまありますが、中でも「CyTech」はHTML・CSS・ JavaScriptなどのプログラミング言語を学べるオンライン学習サービスです。英語やデザインも同時に学ぶことができるので、将来的にITエンジニアとしての活躍の幅を広げることができます。
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IT人材需要と今後の市場
コロナウイルスの蔓延や、リモートワークの普及に伴い、IT業界で働く人材は増加しました。
この状況から、すでにIT業界の人材不足は解消されているのでは?と考えていませんか?
この章では、「IT人材の需要」と「今後のIT業界の市場」について下記内容をご紹介します。
- 2030年までに45万人のIT人材が不足
- ITエンジニア未経験でも転職はできる
2030年までに45万人のIT人材が不足
このままIT・web業界の拡大が続けば、「2030年までに45万人のIT人材が不足する」と経済産業省が発表しています。(2019年3月)
IT・web業界はスマホの普及と共に拡大している業界であり、スマホアプリを通じて急速に新たなサービスが生まれています。
例えば、「マッチングアプリ」といえば恋人や結婚相手を探すアプリというイメージが思い浮かびませんか?
ですが、近年では、「仕事を依頼したい人」と「仕事を探している人」をマッチさせるTimee(タイミー)や「住宅を貸したい人」と「住宅を借りたい人」をマッチさせるAirbnb(エアービーアンドビー)
など類似のサービスが増えてきました。
この様に、今後もそのようなサービスは増加傾向にあるため、ITエンジニアを始めとするIT人材は2030年までには45万人不足すると言われています。
また「IT人材」とは、エンジニアに限らずデザイナー、マーケター、動画編集者などITに関わりがある人材を総称して指します。
出典:IT人材需給に関する調査(概要)
URL:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
ITエンジニア未経験でも転職はできる
ITエンジニアの経験がなくても転職できます。
なぜならば前項で記載した通り、2030年までに45万人のIT人材が不足すると言われているからです。
またそれだけでなく、業界未経験や職種未経験の方の採用も積極的に行っている業界です。
業界未経験者を採用し社内で教育することで、企業の仕事の進め方に適合したエンジニア育成をしたい企業が多いようです。
そのため、他の業界からITエンジニアへの転職は可能と言えます。
ITエンジニアがおすすめな理由
前項で、ITエンジニアを始めとするIT業界は、未経験者でも転職がしやすい業界だということがわかりました。
次にITエンジニアへの転職がおすすめな理由を下記内容に沿ってご紹介いたします。
- ポテンシャル採用
- 他の業界より給与水準が高い
- 成長産業のためステップアップができる
ポテンシャル採用
IT業界はポテンシャルの採用で決まることが多くあります。
例えば商社や銀行などのIT業界以外への転職では、職歴や学歴・保有資格など、求職者の経歴や資格を重視する傾向があります。
しかしながらIT業界では、比較的若い人材が多く、これからも伸びる業界です。
そのためこれまでの経歴より将来的に戦力となる人材を求めているからこそ、
求職者の将来性やこれからの可能性に期待する企業が多いからです。
これまでの経歴よりも、成長意欲の高い方や学習に対し積極的に取り組む方が活躍できる業界だと言えます。
他の業界より給与水準が高い
ITエンジニアの平均給与は他の業界より高いと言われています。
2022年の全職業の平均年収は403万円でしたが、ITエンジニアは、442万円です。
日本のビジネスパーソンの平均年収は? 平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】
理由は、ITエンジニアとして必要なスキルを持つ人材が不足しているからです。
アプリ開発を始めとするサービスは急速的に増加していますが、ITエンジニアは他のITスキル(動画編集、ライティング等)と比べても参入障壁が高い職種です。
例えばライティングであれば、文章を書ける人であれば誰でもライターの仕事を開始できます。
ですが、ITエンジニアの場合、コードのエラーが出ても解決する方法から調べる必要があり学習のハードルが高いと言えます。
開発の需要に供給できるエンジニアが少ないため、他の業界と比較してエンジニアの給与は高く設定されています。
成長産業のためステップアップができる
IT人材需要と今後の市場 で紹介した通り、IT業界は今後も発展する業界だと考えられます。
業界そのものの成長スピードが著しいため、その業界で身を置くことにより自己成長に繋げることができるでしょう。
なぜなら、常に最新を追っていく必要があるため、社長やマネジメント職の方も会社や仕事の進め方に対しより良い方法はないかと考えており、若い人材が挑戦しやすい業界だと言えるからです。
例えば歴史ある大きな会社の場合、紙ベースの資料をデータ化する業務に支障が出ていたとします。
これに対しIT業界であれば紙ベースの入力フォーマットをデータベースに変更することで時間を短縮したり、他社やフリーランスに外注することで効率良く仕事を進めることが可能になります。
このように日々の業務を超えて、「本当にやらなければいけないこと」に注力できる環境のため、会社も個人も成長できます。
未経験からITエンジニアに転職する際の心構え
ここでは、ITエンジニア未経験者がIT業界に転職する際の心構えを下記内容に沿ってご紹介いたします。
- 現場での下積みが大事
- 勉強してスキルアップを怠らない
現場での下積みが大事
未経験者がITエンジニアになる際、最も心得ておくべきことは、現場での下積みが大事ということです。
未経験からITエンジニアになった場合、最初は
- どこでエラーが発生しているのかわからない
- 聞いたことのない言葉が飛び交っている
など、未経験者には厳しい現実が突きつけられるケースが多いです。
せっかくITエンジニアとして転職したにも関わらず、現場でのギャップに耐えきれなくなってしまい、その道を諦めてしまう人もいます。
「石の上にも3年」という諺がありますが、何事もすぐにできたら苦労はしません。
優秀なITエンジニアになるため、どのような業界においても現場での下積みを求められるように、まずは経験を培っていきましょう。
勉強してスキルアップを怠らない
ITエンジニアの業界は、業界全体の動向が変化したり、新しいプログラミング言語が公開されたりと変化や改新の激しい業界です。
そのため、日々スキルアップできなければ、エンジニアとして生き残っていくのは難しいでしょう。
例えば、現在人気のJavaScript言語のスペシャリストがいたとします。
現時点では、仕事に困ることはありませんが、JavaScriptの代わりとして、近年人気が拡大しているTypeScript言語があります。
JavaScript言語のスペシャリストだったとしても、TypeScript言語の勉強をしておかなければ、業界でJavaScript言語が廃れた時にスペシャリストとしての需要がなくなり必要とされなくなる危険性があります。
そのため、IT業界の動向や新しい言語などスキルアップを怠らないことで、自身の市場価値を高め、活躍し続けていけるでしょう。
未経験からITエンジニアになる前に明確にしておくべきこと
これからITエンジニアを目指す方は、
- どうしてITエンジニアになりたいのか
- どんなサービスを作れるようになりたいのか
などを明確にしておく必要があります。
一例として、「ITエンジニアになってAmazonを超えるサービスを作りたい!」など目標が明確になることで、モチベーションキープや目標を達成するまでのプロセスが明らかになります。
そのため、未経験からITエンジニアになる前に押さえておくべきポイントを下記内容をご紹介します。
- どのITエンジニアを目指すか
- どのプログラミング言語を学ぶか
どのITエンジニアを目指すか
ITエンジニアには多くの種類が存在するため、どのようなITエンジニアを目指すのか明確にする必要があります。
ITエンジニアの種類は下記の5種類に分けられます。
- インフラエンジニア:システムを動かす基盤を構築
- システムエンジニア:システム、ソフトウェアを設計&開発
- webエンジニア:webサイト、アプリを設計&開発
- 上流工程担当エンジニア:経営層との交渉、プロジェクト管理など
- その他:上記以外のエンジニア(データサイエンティストなど)
自身が目標とするエンジニア像が上記のどの分類に該当するかを明らかにすることで、エンジニアとしての方向性を定めやすくなります。
また、分類が同じようなエンジニアであれば、キャリア変更のハードルもそれほど高くないでしょう。
例えば、webエンジニアの分類には、「バックエンドエンジニア」「フロントエンドエンジニア」と呼ばれる2つの職種が存在します。
バックエンドエンジニアの経験があれば、フロントエンドエンジニアへのキャリア変更のハードルはそれほど高くありません。
ですが例えばフロントエンドエンジニアから、分類が異なるインフラエンジニアのセキュリティエンジニアへキャリア変更する場合は、インフラエンジニアについて学ぶ必要があるため、キャリア変更のハードルが高くなると言えます。
ただ、ハードルは高いですがキャリア変更ができない訳ではありません。
自身が提供したいサービスや今後目指す目標を振り返り、どのITエンジニアを目指すのか再確認しましょう。

どのプログラミング言語を学ぶか
こちらも、「どのようなITエンジニアを目指すのか」と同様に学ぶプログラミング言語を決める必要があります。
プログラミング言語の種類は、約200種類以上存在すると言われています。
ですがシステム開発で用いられている言語は、20種類ほどしかありません。
したがってITエンジニアになるために、簡単な言語を「手当たり次第学ぶ方法」はおすすめしません。
手当たり次第に、簡単なプログラミング言語を進めている時間が勿体無いからです。
例えば、AI学習やデータ分析などに長けたバックエンドエンジニアになりたい場合、プログラミング言語の中でも比較的難易度の優しいHTMLを学んでからバックエンドエンジニアの学習をするのは遠回りと言えます。
それはAI学習やデータ分析で人気のプログラミング言語は、Python言語だからです。
このようにプログラミング言語の習得までの導線を短くすることで、転職やポートフォリオを作成するための最も効率の良い道を進みましょう。
また、最初に学ぶプログラミング言語は、下記の項目に沿って学ぶのも良いでしょう。
- メジャーなプログラミング言語
- 需要の高いプログラミング言語
- 自身が提供したいサービス
「将来的にどのようなサイトやサービスを作っていきたいか」
「開発工程を理解してどこまで出来るようになりたいかなどの目標設定」
このような観点で選ぶのもオススメです!
まとめ
「未経験からITエンジニアへの転職は本当におすすめなのか」について紹介いたしました。
未経験からITエンジニアへの転職をおすすめする理由は下記の通りです。
- IT人材が不足しているから転職がしやすい
- ポテンシャル採用のため、これまでの学歴や経歴が関係ない
- 新しい業界のため会社と共に成長できる
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IT業界への転職を考えている方、新しいことに挑戦したい方は、CyTechへのチャレンジをお待ちしています。