初学者必見!プログラミングの学習目標を立てるには?目的別に解説

初学者必見!プログラミングの学習目標を立てるには?目的別に解説

エンジニアを志し、いざ学習を開始しようと思った際に「プログラミングの勉強が長続きしない、仕事との両立が大変」などの悩みを持ったことはありませんか?

その場合は、学習目標や計画を立てて少しずつ取り掛かることがおすすめです。

今回は、目的に合わせてプログラミングの学習目標を立てる方法について解説します。

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目次

プログラミングの学習目標・計画を立てるメリット3選

目標設定は現役のエンジニアには必須のスキルです。

長期戦になるプログラミング学習を進めていくためには、計画的な目標設定から持続することが実現できます。

以下ではプログラミングの学習目標や計画を立てると得られるメリットを4つ紹介します。

①プログラミング学習の挫折を防止できる

プログラミングは一朝一夕で身につくスキルではありません。

毎日数時間勉強するとしても、基礎知識の定着に早くて半年〜1年ほどかかります。

長期の勉強に耐えられずに挫折してしまう割合は、90%に達するほどです。

このように、プログラミングは長期間の学習が前提になるため、モチベーションを持続する工夫を求められます。

学習目標を立てて少しずつ計画的に勉強を進められれば、無理せずスキルを身につけられるでしょう。

②目的と手段の取り違えを防げる

プログラミング学習の目標を立てると、成し遂げたい目的を意識することで、短期間でより効果的に余計なことに脱線せずにプログラミング学習を持続させられます。

プログラミングの学習はあくまでも手段であり、「プログラミングをマスターすること」で満足してはいけません。

プログラミングの学習を目的にしてしまうと、「いつまでも学習を終了できない状態」や「いつ辞めてもかまわない状態」に陥る危険があります。

長期間のプログラミング学習を行った先に何を成し遂げたいのかを、目標設定から目的を明確にしておきましょう。

③仕事に活きる計画性が身につく

③仕事に活きる計画性が身につく

将来プログラミングを仕事にしたときにプロジェクトを遂行するにあたって、計画性を求められます。そのスキルを学習段階から得られる点は実質的なメリットといえます。

ITエンジニアは納期から逆算してペース配分を考えつつ業務を進めることが多い職業です。

とくに、フリーランスのエンジニアであればクライアントからのプロジェクトに対し、納期を守れないと信頼を落としてしまう危険性があります。

学習目標を細かく設定し、目的達成につなげる習慣を今の学習段階から身に付けておきましょう。

6通りの目的別でプログラミングの学習目標を設定する方法を紹介

プログラミングの学習目標を作るには目的からの逆算が重要です。

上述した通り、プログラミング学習を手段として意識する一助になり、将来に活きる学習ができます。

以下では6つの目的別プログラミング学習目標を紹介します。

①【仕事内容から逆算】業務にプログラミングを活かしたい

プログラミングは日々の業務効率化に役立つスキルです。

そのため、業務にプログラミングを活かしたいという目的から逆算すると学習目標を立てやすいといえます。

以下のように、業種別で働き方が改善される目標を考えましょう。

職種目的目標
プログラマー日常業務を効率化したい自動化ツールを作る
マーケターデータ分析を精緻化するSQLやPythonを勉強する
デザイナー業務の幅を広げたいフロントエンドエンジニア転向を目指す
エンジニア出世したい扱える言語の幅を増やす

②【キャリアプランから逆算】転職・フリーランスになりたい

転職や独立を考えている場合には、キャリアプランから逆算すると目標が立てやすいでしょう。

現状の収入や業界が自分に合っていない場合や、キャリアアップで自己実現したい場合に転職を選ぶエンジニアもいます。

転職先業界で有利なプログラミング言語を選んで学習計画を立てるとよいでしょう。

場所や時間の自由度を優先してフリーランスとして独立したいなら、独立後に役立つスキルの獲得を目指す学習目標設定が効果的です。

③【学ぶプログラミング言語から逆算】扱える言語を増やしたい

プログラミングにはさまざまな言語が存在します。

エンジニアにとって、扱えるプログラミング言語が多ければそれだけ業務の幅を広げられるでしょう。

主なプログラミング言語は以下が挙げられます。

  • HTML・CSS:Webページを作る
  • JavaScript:画面を動かす
  • PHP:Webサイトを作る
  • SQL・Python:データを処理する

難易度や自分の事前知識を加味し、どの程度で学習が完了するかの期間を逆算して目標を設定しましょう。

④【制作物から逆算】自作のツールを作って動かしたい

④【制作物から逆算】自作のツールを作って動かしたい

オリジナルのツールを制作できる点がプログラミングの醍醐味です。

アプリ・Webサイト・ゲーム・データ成形など、制作したいものが決まったら、そこから逆算して言語やスキル獲得を目標設定しましょう。

実際に手を動かして楽しみながらアウトプットできれば、経験やスキルの定着に寄与します。

趣味のための制作物や業務で活かせる自動化ツールを作成できれば、転職や独立にも役立つポートフォリオに加わることもあります。

⑤【学習進度から逆算】仕事と両立しながらインプットしたい

エンジニアに転向したビジネスパーソンの多くは、プログラミング学習と本業の両立が大きな課題です。

そのため、挫折を防ぐためにできるだけ間を空けずに学習できる目標設定が求められます。

断続的な努力を続けるには、短期的なサイクルで細かく目標設定するとよいでしょう。

例えば、毎週ごとの学習目標をノルマ化してこまめにPDCAを回すと効果的です。

仕事をしながら無理なく続けられる学習目標・計画を立てましょう。

⑥【収入向上のために逆算】スキルを収入アップにつなげたい

社会人として、収入向上につながるスキル獲得は魅力的です。

エンジニア転職者の約3人に1人は年収が上がるとされており、年収アップを目指した学習目標の設定が重要といえます。

エンジニアやデザイナーなどのIT系職種なら、スキルや経験の多さが転職条件の良し悪しを左右します。

特に、対応できる言語の多さは重要な要素です。

収入や生活水準を上向かせる目的で、対応言語や業務範囲を広げるという目標設定がおすすめです。

今からできる!エンジニア志望の方におすすめの目標設定例3選

今からできる!エンジニア志望の方におすすめの目標設定例3選

「未経験からエンジニアを目指す方」や「異業種からエンジニアに挑戦する方」へ向けて、今からできる目標設定をご紹介します。
現在の仕事や日々の生活から、エンジニアになることを想定して動いていきましょう。

①普段から計画と実行の目標設定を行う

日常生活から計画性をもって行動しましょう。

エンジニアになるとプロジェクト単位での動きとなり、納期が重視される傾向にあります。
そのため、計画性を兼ね備えていれば、エンジニアになった後も重宝されるでしょう。

一例として以下のように、チーム・個人で計画を立てて、実行するまでを目標とすることをおすすめします。

  • プロジェクト管理のようなチームでの目標・計画
  • 個人で日・週・月単位で学習目標・成果目標の設定

②普段からコミュニケーション能力を養う

「コミュニケーション能力を高める」という目標設定はエンジニア志望の方にとっておすすめです。

エンジニアになっても他の仕事と同様、人間同士のやり取りで仕事が行われるため、社内外にかかわらずコミュニケーション能力は必須といえます。

たとえば、以下を養うことで現場での案件対応に役立ちます。

  • 報連相:調べても分からないエラーの相談、納期の調整 など
  • PREP法(「結論・理由・具体例・まとめとしての結論」という情報伝達の順序):社内での作業時・クライアントへの提案時 など
  • 傾聴:作業内容に関する認識のずれを質問で修正 など

③検索能力を高める

エラーや実装したい機能などを調べる際、GoogleやSNSでの検索能力が問われます。

とくに、エンジニアの必要な情報は、英語の文献が多かったり、言語のアップデートですぐに情報鮮度が落ちたりするなど、細かな工夫が必要です。

最近ではAIチャットボットの活用も増えておりますが、「AIへの質問文・命令文をいかに工夫できるか」というように、Googleでの検索と同様、問題認識能力・言語化能力が求められます。

一例として普段から、以下のようなことを目標にしてみましょう。

  • 安易に人に聞かずに気になったことを検索する習慣をつける
  • 他の人の検索方法・質問方法をストックしておく

まとめ

まとめ

今回は、6つの目的別にプログラミングの学習目標や計画の立て方を解説しました。

プログラミングに興味があっても、実際にプログラミングを経験してみないと自分の課題が分からず、学習目標も立てにくいものです。

CyTechでは、知識ゼロから始められる未経験者向けコースを提供しております。

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著者情報

IT企業のオウンドメディア運用チームです。世の中のIT初心者にも、ITオタクにも、ITエンジニアに関する情報をわかりやすく、かつ面白く伝えたい。TechBridge(テックブリッジ)をIT業界で一番分かりやすいメディアにします!

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