【初心者向け】未経験からWebエンジニアを目指す際の学習ロードマップ

【初心者向け】未経験からWebエンジニアを目指す際の学習ロードマップ

未経験からエンジニアを目指す中で多くの人が悩むポイントとして、勉強方法が挙げられます。

本記事では、未経験からWebエンジニアを目指すための「学習ロードマップ」として、分かりやすく7ステップで学習手順を解説していきます。また、記事の後半では「具体的な学習方法」「挫折防止策」を解説しているため、ぜひ参考にしてください。

目次

未経験からWebエンジニアを目指す際の学習ロードマップ

本項目では、未経験からWebエンジニアを目指す際の学習ロードマップを7ステップで解説していきます。

ステップ0:目指すべき目標を決める

一言で、Webエンジニアといっても、フロントエンドエンジニアバックエンドエンジニアなど職種が細かく分けられます。また、エンジニアの種類によって学習すべき内容も変化します。そのため、自分が「どの種類のエンジニアになりたいのか」を明確にしてから学習をスタートさせましょう。

ステップ1:Webシステムやインターネットの仕組みを学ぶ

Webシステムやインターネットの仕組みについて大枠だけでも理解していると、プログラミングがより学習しやすくなります。

具体的に、

・クライアントやサーバー、データベースなど基本的な専門用語の理解
・Webシステムが動く仕組みの理解

などを学習すると良いでしょう。

しかし、Webシステムやインターネットの仕組みを全て完璧に理解することは大変なため、大体の大枠を掴むイメージで学習すると良いでしょう。

ステップ2:HTML/CSSを学ぶ

次に、HTMLCSSについて学習します。

HTMLは、マークアップ言語と言い、「文字や表、画像などWebサイトに必要な情報を表示させるための言語」です。

CSSは、スタイルシート言語と言い、「HTMLでWebサイトに表示させた情報の体裁を整えるための言語」です。

HTMLとCSSは、Webエンジニアの基礎として必要な知識であり、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアどちらにおいても身に付けておく必要があるため、しっかり学習しましょう。

ステップ3:JavaScriptを学ぶ

JavaScriptとは、Webサイトに動きを付ける際に必要となるプログラミング言語です。

フロントエンドエンジニアを目指す方であれば、JavaScriptの知識は必須です。

また、バックエンドエンジニアを目指す方においてもJavaScriptの基礎的知識は身に付けておきましょう。

ステップ4:専門的な言語を学ぶ

専門的な言語は、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアで学ぶべき言語が異なります。

フロントエンドエンジニアは、ステップ3で紹介したJavaScriptに加えて、TypeScriptRubyを学ぶと良いでしょう。一方で、バックエンドエンジニアの場合は、JavaC#Pythonを学ぶと良いでしょう。

しかし、上記に紹介した専門言語を全て学ぶのは大変なため、まずは1つの言語に絞って学習するのがおすすめです。

ステップ5:ソース管理ツールを学ぶ

ソース管理とは、「プログラマーが作成したソースの変更履歴を管理すること」です。

ソース管理を適切に行うことで、プロジェクトメンバー間でソース情報を共有できるようになり、ソース(プログラミング言語で記載された文章)にどのような変更を加えたかが把握できるようになります。

ソース管理には、GitやSVNといったソース管理ツールが使用されるため、ソース管理の重要性やソース管理ツールの基本的な操作方法を学びましょう。

ステップ6:SQLを学ぶ

SQLとは、「Structured Query Language」の略で、「データベースを操作するために使用する言語」です。

SQLを使用するとデータベースに保持している膨大なデータから効率的に検索や取得、削除といった操作が可能となります。

バックエンドエンジニアを目指す方であれば、SQLは必須となるため、必ず学習しましょう。

ステップ7:情報セキュリティを学ぶ

既に膨大なWebサイトやWebサービスの数が存在していますが、その中には、顧客の住所や電話番号、氏名など個人情報を保持しているWebサイトやWebサービスも少なくありません。

これらの個人情報が流出し、第三者に利用されてしまった場合、大きな被害が容易に想像できます。

このような事故を未然に防ぐために、Webエンジニアを目指す方はプログラミング言語を学ぶだけではなく、「どのようなセキュリティ攻撃があるか」や「それを防ぐための方法」などの情報セキュリティを学びましょう。

Webエンジニアになるための学習方法

Webエンジニアになるための学習方法

本項目では、Webエンジニアになるための学習方法を紹介していきます。具体的な学習方法は、以下の3つです。

1.本や参考書を活用する
2.動画で学ぶ
3.スクールに通う

順番に解説していきます。

1.本や参考書を使用する

プログラミングについての本や参考書を購入して独学で勉強する方法です。本は、数千円程度で購入できるため、学習費用を抑えられます。

しかし、プログラミングは、本を読むだけではなかなかイメージを掴むのは難しく、挫折に繋がってしまう可能性があります。そのため、実際に手を動かしながら学習を進めたい方は、次に紹介する動画で学ぶ方法やスクールに通う方法が良いでしょう。

2.動画で学ぶ

プログラミングの動画を見て、実際に自分も手を動かしながら学習する方法です。

処理の書き方や流れを実際の動画を通して解説してくれるため、イメージが掴みやすい点が動画で学ぶメリットです。ただし、動画の内容で疑問点があった場合は、自分で調べて解決させる必要があります。

おすすめの動画学習サイトは、以下の通りです。

ドットインストール
https://dotinstall.com/

ドットインストールの特徴は、1つの動画内容が3分間程度の短い動画に区切られている点です。そのため、テンポよく学習を進められ、集中力を切らさずに学習できます。また、待ち時間や移動時間などのスキマ時間を活用しての勉強に適しています。

学習コースも充実しており、HTML/CSSやJavaScript、Javaなどの言語に関する動画はもちろん、SQLやGitに関する学習動画もあります。私は、現在バックエンドエンジニアとして働いていますが、ドットインストールを活用してJavaに関する基礎知識を身に付けました。

また、月額利用料も1,080円と非常に手軽で、無料で見られる動画もあるため、プログラミングとはどのようなものか手始めに知ってみたい方にとっては、最適の動画学習サイトです。

Udemy
https://www.udemy.com/

Udemyは、アメリカに拠点を構えるUdemy,Inc.が運営するオンライン学習プラットフォームです。プログラミングの講義動画以外にも、動画編集やデザインなど様々なスキルアップ動画が販売されており、その数は21万本を超えます。

Udemyの特徴は、教材動画は買い切り型のため、一度支払いを済ませれば月額利用料を支払う必要はありません。Udemyでは、定期的にセールを行っているため、セール期間に購入すれば、お得に学習できます。

私は、UdemyでJavaの実践的なプログラミングが学べる動画を購入しました。その動画は、販売元がアメリカの企業だったため、英語での講義でしたが、日本語字幕を表示できたため、英語に慣れていない私でも問題なく受講できました。

3.スクールに通う

プログラミングの勉強を続けていると、必ず不明点や解決できないエラーに遭遇します。独学で勉強している場合、このような問題にあたった際は、自分で調べて解説するしかありません。しかし、調べるのに時間がかかる点や学習効率の悪さから挫折してしまう人も少なくありません。

そんな、独学での勉強に不安がある方は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。疑問点をすぐに解消でき、独学で勉強するよりも圧倒的に学習効率が高まります。

CyTechは、株式会社TheNewGateが提供するプラットフォームであり、コーチとのチャット対応1on1のレッスンも受講可能です。質問ができる環境だからこそ挫折しにくく、プログラミングの基礎から応用までを学習できるため、未経験からエンジニアを目指す方におすすめです。

CyTechでは、未経験からのスタートでも確実に力を伸ばすカリキュラムが準備されています。CyTechを利用して憧れのエンジニアデビューを目指しましょう。

挫折しないでWebエンジニアになるために

挫折しないでWebエンジニアになるために

2019年に株式会社侍が実施したプログラミング学習の挫折率に関する調査によると、87.5%もの人が「プログラミング学習に挫折や憤りを感じたことがある」と回答しました。
このように、プログラミング学習は、非常に挫折率が高いです。そこで、本項目では、挫折しないで勉強を続けるための方法を4つ解説していきます。

アウトプット学習を取り入れる

プログラミングは、インプット学習を繰り返すよりも、実際に自分で手を動かしながら学ぶアウトプット学習の方が効率的に知識を身に付けられます。そのため、本や参考書をただ読むだけでなく、PCを準備して実際にソースコードを書きながら学習しましょう。

孤立しない

1人で勉強を進めていると、自分への甘えが出てしまったり、孤独感に苛まれて挫折する可能性が高くなります。

そのため、一緒にプログラミングを勉強する仲間を見つけるのがおすすめです。
もし、近くにプログラミングの勉強を一緒にできる人が見つからない場合は、プログラミングスクールやインターネットを活用して勉強仲間を見つけましょう。

時間の確保

学校や会社に通いながら、Webエンジニアになるための学習を続けるのは想像以上に大変な作業です。

そのため、「毎日20時から21時まではプログラミングの勉強をする」とあらかじめ学習する時間を決めて、時間を確保しておきましょう。

一定期間は続けてみる

プログラミングの勉強を初めて見たはいいものの、初めて数日又は数カ月で自分には才能がないと決めつけてしまい辞めてしまう人がいます。


しかし、本当にプログラミングが向いていないかを判断するためには、最低半年〜1年は学習を続けてみる必要があります。そのため、一定期間は辛く感じたとしても学習を続けてみると新たな世界が広がっていくかもしれません。

まとめ

まとめ

本記事では、未経験からWebエンジニアを目指す際の学習ロードマップについて解説しました。

Webエンジニアには、プログラミングやソース管理、セキュリティなど幅広い知識が求められます。そのため、本記事で紹介したロードマップのステップを1つずつ実行し、未経験からWebエンジニアへのキャリアチェンジを実現していきましょう。

CyTechでは、未経験からのスタートでも確実に力を伸ばすカリキュラムが準備されています。CyTechを利用して憧れのエンジニアデビューを目指しましょう。

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著者情報

IT、ECサイト関連の記事をメインに執筆しています。
「シュークリームとスニーカーが大好きな20代男子です。」

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